2013年9月30日月曜日

018-20130930


先日、若松ひとまちキャンパスにて写真講座を担当させていただきました。
今年は迷わずの精神で自分を見てもらい、そんな自分はどうしているのか?
を説明させていただきました...したつもりです。
中途半端に「こういう風に撮影すると良い感じに見えますよ」
と説明するよりも、僕の写真に魅力を感じてもらいそれはどうなっているの?
の方が説明もしやすいし、分かってもらえると思いましたので。
写真好きが集まるのならそれでいいんじゃないかなー、と。

説明の後は実際に若松の町にて写真散歩。
僕があまり撮影に集中できずに枚数は少なめですが、そんな中から何枚かアップロード。
まずは商店街にてお饅頭を店頭で販売しているおじさまの写真。
お饅頭を入れているケースが良い雰囲気を出していて、足が止まる。
話をしながら、相方にお饅頭を買ってもらってそこをスナップ。
時間は色々なものを魅力的にします。
店の雰囲気、そしてお店のおじさん一挙手一投足。
この時、ちゃんと説明できていませんでしたがお店などで写真を撮るときはまず話し、
可能ならお店のものを実際に買ったりすると、スムーズに撮影ができます。
そのワンアクションが警戒心を弱める、また人と人との繋がりを作るのだと思います。
人に依りますが、僕みたいなのがいきなり「写真撮らせてください」と言うと、
強く警戒されることもありますから...^ ^;


こちらはメッセージ性、と言うよりもデザイン的な写真。
この電球の傘のテンポが楽しい。
照明の具合、背景の雑多な感じが商店街の雰囲気も説明してくれています。


直線がすっと続いていると、つい中望遠を取り出して撮影してしまいます。
望遠は中望遠までと心に決めている僕ですが、
時折望遠レンズの浮き出たような写真を目の当たりにすると、
ついつい揺らいでしまいます、なんだか格好いいんだよなあ。

今回の講座、みなさんに満足いただけたかどうか分かりませんが、
僕は楽しませていただきました、ありがとうございます!

2013年9月21日土曜日

017-20130921


DP2を久しぶりに起動して中身を確認してみると、新緑の季節の写真を見つける。
現像してみるとトーンや色彩の優しさに改めて良いカメラだな、と思います。
当時、センサーサイズの大きいコンパクトカメラはDP1, 2しか存在せず、
興味を持っていたけれど立派な価格と外観のチープさに今一歩踏み切れずにいました。
しかしDP2のパンフレットに掲載されている写真群は息を飲むほどに素晴らしく、
焦点距離も好みで、思わず購入をしてしまったコンパクトカメラ。
リバーサルフィルムなみに低感度でしかまともな発色・トーンを吐き出せませんが、
気付いてみると自分の写真で魅力的だと思うものはこのカメラで撮影したものが多い。

merrillシリーズが発売されてその出番を終えてしまった感がありますが、
愛着や思い出のあるカメラ。
今一度、前線で活躍させてみようと思います。

2013年9月19日木曜日

016-20130919


三脚にカメラを据えて、長秒シャッターに設定して時間の流れを一瞬に留める。
時間の前後のない1枚の写真としてイメージがまとめられていますが、
写真をじっくり見てみると、この写真の中での時間の経過を感じます。
左に相方、カメラを構えて・ディスプレイを確認して。
右に僕と坊主、動き回っています。
川はゆったりとした流れでしょうか、そして吹く風に草葉が揺れている。

ちょっとふさぎ込んでしまった時、川や海に行って自然のままの流れを感じて、
不自然な流れになっているだろう心をリラックスさせる。
いつでも自然は優しく・時に厳しく、僕たちとは異なる雄大さでそこに在ります。

シャボン玉マッシーンを持っていったのですが、あまり坊主は興味ないようでした...

2013年9月10日火曜日

015-20130910


北九州は若松、合同庁舎より若松港を臨む。
窓や壁に映る光の反射に惹かれて。

相方にお願いしていたjeff ascough氏のインタビューの翻訳文を読んで、
もっと自分の心に忠実でいて写真を撮らないといけないと再認識。
そうです、僕はこんな写真が好きなんです。
光と場所、あとは人が加わりそこに物語が見えれば完璧でした。
が、すごく暑い一日で誰も通らない...