2013年7月22日月曜日

009-20130722


福岡県飯塚市にある登録有形文化財の嘉穂劇場、そちらで行われている
「嘉穂劇場縁日deマルシェ」というイベントを覗いてきました。
次回は9月に同様のマルシェイベントを行う予定で、
そちらに参加できればと思い、ロケーションの下見を兼ねて。
劇場の正面には色とりどりの趣のある看板が掲げられていて華やかです。


イベントはブースを区切って、その中での販売やサービスを行うのですが
ブースに人目を遮る仕切りはなく、また劇場内のどの位置に設置されるかも分からない、
(宛てがわれた場所で背景が利用できるか、そして空間があるのか分からない)
となると腰を据えてライティングをしっかり施し撮影するスタイルは無理、ということで
その場その場でロケーションを見つけ撮影するライブスタイルを考えています。
多くのイベント参加者で賑わっていますが、流れの中でなんとか撮影ができそう。
劇場内は落ち着いた色合いと雰囲気を醸し、独特の臨場感を覚える景観で
ロケーションフォトならではの良さを強く覚えます。


劇場の二階席からの景観は圧巻です。
主催者の方にもライブスタイルの了承はいただいており、問題なし。
まだイベント参加は確定していませんが、今回は初の嘉穂劇場イベント参加、
ポートフォリオが全くない状態なので、拡充のために価格をかなり安く設定することで
お客様にご協力いただこうと考えています。
是非、ご興味のある方は参加いただければ幸いです^ ^

2013年7月19日金曜日

008-20130719


ポートフォリオを作成しなおしたい、そう思い写真を整理していて見つけた写真。
去年の1月頃、いつの間にか気付けば坊主が僕の机の上に乗っている、
この頃はとにかく色んなものの上に立っていたような、そんな坊主がおかしくて
ファインダーのこちら側では僕たちが笑う、そんな思い出の一コマ。
朝早い時間、冬場の綺麗な朝日が柔らかく射し込んでいます。

技術的な側面で見ると遠・中・近、3つの要素を盛り込んだ僕の好きなパターンの写真。
真ん中に被写体の坊主を入れて、奥と手前、部屋干ししているパジャマですが...
そのように遠・中・近と含めることで自然に写真に奥行きを想像させてくれます。

だからと言って、ただそのように構成しただけでは面白くない、
それぞれにメタファー・物語を持たせることが大切です。
ここでは近景に当時の坊主のパジャマの一部ディティールを、
中にはもちろん坊主のこの時の姿・様子、そして遠景に我が家のディティールを。
近景・遠景はボケていて判然としませんが記憶を喚起する程度、これくらいが丁度良い。
あまりハッキリし過ぎていると逆に主題がボケてしまう。

過去の写真を見返していると、自分は何が好きで・何をコンセプトにしたいのか
再確認できる。埋もれていく自分自身を拾い上げる作業、大事ですね、うん。

2013年7月13日土曜日

007-20130713


北九州市は若松区のちょっとしたひまわり畑。
近年まで見ることのなかったひまわり畑が、いつの間にかあちらこちらに。
遠くまで見渡すことのできる丘のような場所があり、もしかしてと期待して赴くと
そちらはざっと見て全体の3・4割程度がひまわり畑になっていました。
もしもこの丘が一面ひまわりになれば、とても素敵な景観を見せてくれるでしょう。
期待はまた来年に持ち越しです。


相方も色々な角度から撮影を楽しんでいました^ ^

天候は晴れ、しかしこの日は雲が多く青空はあまり臨めない条件ですが、
むしろ合間から降る光がドラマチックで、印象的な写真になりました。

2013年7月12日金曜日

006-20130712


昨年、撮影させていただいた七五三のお支度からお参りまでのドキュメンタリー写真、
その中から40枚ほど選び、再現像してスライドショーとしてまとめました。

YouTubeでスライドショーが作成できる、さらに数多くの音楽素材も提供されている、
ということを相方から聞いたのがつい最近のこと。
ライセンスフリーの音楽を見つけるのはなかなか面倒で、その点が魅力でした。


ドキュメンタリー写真には日常の細部が写ります。
僕がドキュメンタリースタイルを好きな理由です。
何気ないかしこまることのない普段通りの空気の流れ、
いつも通りの所作や笑顔にこそ、その時その時の気持ちや自然な表情が露出します。
記念の写真だからこそ、形をしっかり整えた分かりやすい写真だけでなく、
細かな、気持ちや思い出が写り込んだ写真も撮っていきたいと考えます。


この日はとても光の綺麗な一日で、
お支度の様子はそんな一日を分かりやすく伝える綺麗で柔らかい光の中でした。
しかし穏やかな空気は一転、外は非常に寒くお子様が泣いてしまうという事態に。

気持ち、表情、その日の天気や温度まで色々なものを思い出として残すことができた、
ドキュメンタリー写真のスライドショー、是非ご覧ください。


2013年7月8日月曜日

005-20130708


先日はとても不思議な天気でした。
快晴かと思いきや豪雨となってそしてまた晴れる、通り雨だったのかな?
と思えばまた豪雨、そんな手のひら返しのお天気を2・3回繰り返し、
晴れ空だけど雨が降る天気雨も訪れて、坊主を晴れなのか雨なのか困惑させながら
なんだかいつもとは違う、クリアで直線的な陽の光が射してきました。
これが梅雨明けの儀式みたいなものだったらなんだか面白いね、
なんて相方と話していたら、実際に梅雨明けみたいです。

濡れた路面、そこに印象的な強い光と影が混在していて、
思わず見惚れて一枚パシャり。


今年の梅雨の二人のポートレート。
「チーズ」の呼びかけにも慣れてきて、最近はよく写真を撮らせてくれる坊主です。
なかなか言わない表現だと思いますがこの二人、ふくらはぎがよく似てる気がします^ ^

2013年7月4日木曜日

004-20130704


先日、赴いた海にはPowerShot G1Xともう一つ、
完全に趣味のカメラですがLeicaM4を持っていってました。
このライカ、自分は写真で生きていくと決心して、
一生使える、そして早すぎる考えかもしれませんが死の傍らに置いておきたい、
信頼できる相棒となれるカメラとして購入したもの。
今から考えても高い買い物だ...
そしてやはり古いカメラ、ちょっと低速シャッターが正確に機能していません。
機会を見つけて、ちゃんと修理してあげないと。
そしてレンズも高価で、未だに自分の好きな焦点距離50mmのエルマー1本^ ^;
広角・中望遠・マクロと揃えて、しかもズミルックスでーーなんて夢想します。
まあ、ゆっくりやっていきましょう。

このレンズ1本のレビューですが、ライカの写りは驚愕としか言いようがありません。
非常に高価で確かにコストパフォーマンスは最高に悪いですが、
その値段に価値を見いだせるか、と問われれば十分に見い出せる。
柔らかく・優しい雰囲気を包括しているのにフォーカス部分はものすごくシャープ。
そして線は細いはずなのに、まったく攻撃的ではない。
このカメラ・レンズで日常の写真を撮り溜めている時、
本当に宝物1枚1枚を、大切に収めていっていると感じます。

コストパフォーマンス、カメラとしての性能などただ今の僕には
仕事として実用的ではない、そして見合っていないライカシステム。
しかし実力的にも年齢的にも見合うであろう40・50代に使ってみたいなんて考える。

今度は坊主ではなく相方写真。
修理して帰ってきたニコマートと一緒にパチり。
ライカの描写とは別にちょっと線の太くなってきた相方さん。
それをごまかすために足を曲げて・ヒップを上げて。
うん、ちょっと細く見えます!

2013年7月2日火曜日

003-20130702


目的の場所とは反対に歩いて、そして見つけた公園。
馴染みの子供らを避けつつ、滑り台を品定め。そんな顔。


公園を通過して、人気の少ない路地を歩いているとどうやら近くに神社がある模様。
そちらに向かっていると隣接している古い感じの公園を発見。
こちらは人気がなく、この場所を支配しているのはこの俺だ、と言わんばかりの坊主。
先ほどとは違い、なんだかとても勇ましい。

溜まった現像の中から見つけたちょっと前、春先のそんな写真。