2013年12月31日火曜日

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2013年も最後の一日となりました。早いです。
気持ち的に今年中にやってしまっておきたいことがまだ幾つかあるので、
のんびりとするのは元旦を迎えてからになりそうです。

明日を迎える、いつもと同じ筈なのに年を超えるという要素が加わるだけで、
なんだか色んなことが一新される気持ちです。
おっし、良い年を迎えるぞ。

2013年12月20日金曜日

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昔の写真を見ていたら、懐かしいものを見つけました。
エプソン「CP-800」というコンパクトデジタルカメラ、の写真。
約200万画素、今のカメラに比べると実に頼りない数字ですが、
色彩の描写が美しい、今ではどのカメラも装備していない(と思う)CCDセンサー。
加えて単焦点レンズ、所持していた当時はあまり写真やカメラに詳しくなく、
今、改めて撮影した写真を見てみるとなかなか味のある描写をしています。
うーん、機会があればまた持ってみたいカメラです。


CP-800で撮影した写真。
黒やトーンが非常に自然で美しいです...

2013年12月13日金曜日

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福岡県福津市津屋崎にあります「繫ぎ屋珈琲」、店主・窪薗さんのポートレート。
相方よりカメラ好きが集まるお店があるみたいだよとの情報をいただき、
そいつはいつか行きたいなあ、なんて思うこと数ヶ月。
そうだ、予報に反して天気も良いし今日行ってみよう、と思い立ち出発。
思い立ったが吉日、確かに吉日、店主・窪薗さんとの良い出会いがありました。
いきなり目に飛び込んでくるハッセルブラッド、店内のリラックスできる雰囲気、
そして大判カメラ、ショーケースに並んでいるローライフレックス、
食指をそそる本棚、特筆すべきことはたくさんあるのですが、
いかんせん文には慣れていない自分、それらは割愛させていただきただ一点。
「写真セット」
iPadを用いたメニューには掲載されていなかったかもしれない、
カウンター席に数枚のインスタント写真に並んで、「珈琲プラス撮影」の内容を
掲げたボードが訴える、それは僕のセレクトを一瞬で決定づける圧倒的なインパクト。
990円、大判カメラにインスタントフィルムをセットして、撮影。
カメラのスクリーンに写し出される人間の目を超えた素晴らしい映像世界、
内容はそれを収めるべく自分で撮影することもひとつの選択、
もしくは季節ごとのお店の光を熟知している、店主の窪薗さんにお願いして
撮影していただくなんてこともできる、とてもとても嬉しいセット。
(撮っていただく、もしかしたら図々しいお願いをしたのかもしれない、気をつけよう)
コーヒーまで付いてくる、信じられないお得なセットだ、決めたね。一瞬だ。


昔のカメラは撮影までの一つ一つの動作に意味があり、
そして僕らは写真を撮られる意欲・緊張・期待を積み上げていく。
そうしてついに切られるシャッター、レンズを透る光に焼き付けられるフィルム。
手渡された写真は、単純に感動した。これだよ、写真は素晴らしい。
撮影していただいた写真は早速注文したマットにセットし、後日紹介できたらと思う。

この暖かい気持ちを僕は再現できているのか、自分では分からないけれど
そうであればいいな、そう思いながら自分自身が写真に対してできることを今日も明日も考えよう。
吉日、素晴らしい出会いに思考、本当に良い一日だ。
そして部屋に戻り、僕はMacBookを開きオールドレンズとビッグフォーマットのカメラを物色し始める。
僕は画面に熱い視線を送る、後ろでは嫁が呆れ顔をしているかもしれない。


>>繫ぎ屋珈琲(facebook)

2013年12月10日火曜日

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犬と松。
凛々しい。

2013年12月4日水曜日

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相方にすごいキャベツ畑があるよ、と連れてこられたブロッコリー畑。
全然違ってビックリした。

自分と感性の違う人間に、このような興味を惹くものを教えてもらうと刺激的だ。
なかなか自分ではフォーカスしないような何かにフォーカスを当てている。
凝り固まっている頭をほんの少し柔らかくしてくれ、
そして実際にレンズを通して覗いてみれば、そこには素晴らしい景色が広がっている。
撮影技法うんぬんの前に、目の前の様々に感動することを
美しい何かを見極める目を身につけなければいけない。
目を磨かねば!

2013年12月1日日曜日

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結露、日差しの低い光、室内の暖かな空気、外の冷たい空気。
12月になりました。
冬も本番に近づいて、我が家も絶賛風邪気味な方がお一人。
僕と坊主も熱を出したけど。
布団の気持ちよさに負けずに、今年の残りの日々を精一杯元気出していきたい、と思う。
とりあえずは思う強さから。

2013年11月27日水曜日

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鉛色の空を水面が写す、季節がもう少しで完全に冬になる。
ゆっくりと、光や空気が冬のそれに変わっていく。

TSUTAYAに併設してあるカフェドクリエでは、本を一冊持ち込んで読むことができる。
カメラ雑誌は買ってみると後悔することが多いので、
最近は読みたいと思ったときにこういった形で読む事が多い。
(出版社から見たらこのサービスはいいものなのかしら?)
加納満という写真家の雰囲気や捉え方が好きで、新しいカメラマガジンを楽しく読んだ。
実際に人間の見える世界、というのは考えることが度々あるけれど、
その意識をストイックにカメラに持ち込んでいることに感嘆した。うーむ、面白い。
内容は実際に読んでみてください、とても良い記事でした!

2013年11月20日水曜日

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先日、用事で北九州は小倉の町を歩いていて出会った光景。
アーバンホテルかじまちの入り口より、雪だるま。
最近、スランプを抜けて新たな視界を手に入れたのだろうか、
G1Xが外歩きに絶妙にフィットする。楽しい。

2013年11月12日火曜日

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仕事のraw現像作業の息抜きにプライベート写真のraw現像。
やっていること自体は一緒かもしれませんが、良い休憩になります。
さて、もうひと頑張り!

2013年11月10日日曜日

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朝の時間、学校バスに乗る坊主を見送ってから相方に誘われた散歩の出会い。
頓田貯水池をぐるりと2時間ほど歩いて、運動不足を実感しました...

2013年11月3日日曜日

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お父様に本当にそっくりでございます。

人見知りしないと伺いましたが、やはり僕の顔面が異様なのか、
なかなか心を開いてくれないねー、と落胆。しかししかし。
コミュニケーションを続けていくうちに、にっこり笑顔を向けてくれました。よし。
最終的にはiPhoneを目の前顔の前に掲げて、
僕が写真を撮る様子を真似したり。か、かわいいなあ。


椅子と椅子の間。
お気に入りの場所らしいです^ ^

2013年10月26日土曜日

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Atelier and Cafe INSANITYの店主、川畑恭兵さんの肖像。

2013年10月22日火曜日

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スランプ状態に陥ると、僕は「よし!」なんて思ってしまう。
僕の経験則でしかないのだけれど、スランプの後は自分の写真の何かが成長している。
今回も久しぶりにスランプを感じて、新しい自分に期待してしまう。
TOM HUNTER「THE WAY HOME」を見て、今回のスランプの突破口を見いだすが
どうやら今回は一筋縄ではいかなさそう。
長い時間をかけて自分を磨いてようやく脱することができそう、
そんなスランプ模様です。
しかし、だからこそ期待もしてしまいます。楽しみ。

そんなスランプ状態にありながら、次の可能性を覚えながら撮影した写真。
今日の遠賀川の模様です。

2013年10月13日日曜日

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ここ数日間は連日、結婚式を撮影させていただいています。
なかなかタフで明日の撮影後から始まる写真の現像処理やセレクトを考えずに、
とにかく一生懸命、頭を回転させています。
僕は焦点距離ごとのワーキングディスタンスを考慮して絵を作るので、
結婚式のようなライブな撮影においても、どう動くか何が起こるかを考えながら、
同時にレンズの選択、ポジションの確保、人の動きによってどう対応するか、
意識しています。なので、撮影が終わって帰り道、どっと疲れます。
(知恵熱を出して寝込むこともありました)

そんな疲れ頭ですが、新しいカメラに早く慣れたくて、いや楽しいからかな、
ちょっと持ち出してテスト撮影。
次元が違うカメラだ、なんて感じています。こんなに良いものでいいのか?
なんて変な不安にかられています^ ^;

2013年10月5日土曜日

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発売から約1年半、やや遅れましたがEOS 5D Mark IIIを購入。
すごく良いと聞いていましたがMark IIが十分に素晴らしい画質を提供してくれるうえ、

・連射をすることがない
・オートフォーカスは中央しか使わない(中央しか信頼できないことにも起因する)
・高感度の絵にも満足している

ということで、勿論欲しかったのですが価格的にも高くMark IIにも愛着があるので
あまり購入は考えてはいませんでした。
そんな折、EOS 6DというMark IIで不満だったオートフォーカスを満足する
機能的にあまり大差ないカメラが発表されそちらを購入。
しかし保存メディアがシングルカードスロットであることは、
写真データの紛失という点でやはり看過できない大きな問題。
人為的ミスによる紛失ならばそれは完全に自分の責任ですが、
機械的なトラブルで写真データを無くしてしまったなんて悔やんでも悔やみきれません。
今まで一度もそういったデータが壊れてしまうという最悪な自体はありませんでしたが、
これからも大丈夫とは限らない、購入したメディアが不良なんてこともあるかも。
そう考えるとちょっと金額がかかってもリスク回避策を採用するべき、
そしてデュアルカードスロットが装備されたEOS 5D Mark IIIというわけです。

とりあえずカメラの写真でも撮るかね!と、撮った写真が本日の写真。
G1Xで撮影、ちょっと100mm macroを取り出すのが面倒だったので...ズームでピっと。
まあ絞るわけだし、G1Xのポテンシャルを確認する意味でも、うん。
しかし改めて大型センサーを積んでることを再認識。
コンパクトだしAPSよりはセンサー小さいんだよね、じゃあ手持ちだしf/5.6でいいかな、
なんて設定してみると50mmレンズの先がボケている。
操作性はともかく色のトーンといい愛すべきカメラです、G1X。

2013年9月30日月曜日

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先日、若松ひとまちキャンパスにて写真講座を担当させていただきました。
今年は迷わずの精神で自分を見てもらい、そんな自分はどうしているのか?
を説明させていただきました...したつもりです。
中途半端に「こういう風に撮影すると良い感じに見えますよ」
と説明するよりも、僕の写真に魅力を感じてもらいそれはどうなっているの?
の方が説明もしやすいし、分かってもらえると思いましたので。
写真好きが集まるのならそれでいいんじゃないかなー、と。

説明の後は実際に若松の町にて写真散歩。
僕があまり撮影に集中できずに枚数は少なめですが、そんな中から何枚かアップロード。
まずは商店街にてお饅頭を店頭で販売しているおじさまの写真。
お饅頭を入れているケースが良い雰囲気を出していて、足が止まる。
話をしながら、相方にお饅頭を買ってもらってそこをスナップ。
時間は色々なものを魅力的にします。
店の雰囲気、そしてお店のおじさん一挙手一投足。
この時、ちゃんと説明できていませんでしたがお店などで写真を撮るときはまず話し、
可能ならお店のものを実際に買ったりすると、スムーズに撮影ができます。
そのワンアクションが警戒心を弱める、また人と人との繋がりを作るのだと思います。
人に依りますが、僕みたいなのがいきなり「写真撮らせてください」と言うと、
強く警戒されることもありますから...^ ^;


こちらはメッセージ性、と言うよりもデザイン的な写真。
この電球の傘のテンポが楽しい。
照明の具合、背景の雑多な感じが商店街の雰囲気も説明してくれています。


直線がすっと続いていると、つい中望遠を取り出して撮影してしまいます。
望遠は中望遠までと心に決めている僕ですが、
時折望遠レンズの浮き出たような写真を目の当たりにすると、
ついつい揺らいでしまいます、なんだか格好いいんだよなあ。

今回の講座、みなさんに満足いただけたかどうか分かりませんが、
僕は楽しませていただきました、ありがとうございます!

2013年9月21日土曜日

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DP2を久しぶりに起動して中身を確認してみると、新緑の季節の写真を見つける。
現像してみるとトーンや色彩の優しさに改めて良いカメラだな、と思います。
当時、センサーサイズの大きいコンパクトカメラはDP1, 2しか存在せず、
興味を持っていたけれど立派な価格と外観のチープさに今一歩踏み切れずにいました。
しかしDP2のパンフレットに掲載されている写真群は息を飲むほどに素晴らしく、
焦点距離も好みで、思わず購入をしてしまったコンパクトカメラ。
リバーサルフィルムなみに低感度でしかまともな発色・トーンを吐き出せませんが、
気付いてみると自分の写真で魅力的だと思うものはこのカメラで撮影したものが多い。

merrillシリーズが発売されてその出番を終えてしまった感がありますが、
愛着や思い出のあるカメラ。
今一度、前線で活躍させてみようと思います。

2013年9月19日木曜日

016-20130919


三脚にカメラを据えて、長秒シャッターに設定して時間の流れを一瞬に留める。
時間の前後のない1枚の写真としてイメージがまとめられていますが、
写真をじっくり見てみると、この写真の中での時間の経過を感じます。
左に相方、カメラを構えて・ディスプレイを確認して。
右に僕と坊主、動き回っています。
川はゆったりとした流れでしょうか、そして吹く風に草葉が揺れている。

ちょっとふさぎ込んでしまった時、川や海に行って自然のままの流れを感じて、
不自然な流れになっているだろう心をリラックスさせる。
いつでも自然は優しく・時に厳しく、僕たちとは異なる雄大さでそこに在ります。

シャボン玉マッシーンを持っていったのですが、あまり坊主は興味ないようでした...

2013年9月10日火曜日

015-20130910


北九州は若松、合同庁舎より若松港を臨む。
窓や壁に映る光の反射に惹かれて。

相方にお願いしていたjeff ascough氏のインタビューの翻訳文を読んで、
もっと自分の心に忠実でいて写真を撮らないといけないと再認識。
そうです、僕はこんな写真が好きなんです。
光と場所、あとは人が加わりそこに物語が見えれば完璧でした。
が、すごく暑い一日で誰も通らない...

2013年8月29日木曜日

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18人のプリントによる写真展「PHOTO JAM」、無事終了しました。
写真を観てくださった方、またこのために足を運んでいただいた知人の方々に感謝。
本当にありがとうございました。

学ぶ事の多い展示だったと感じます。
今はもっと自分に忠実に、そしてしっかり考えながらよりたくさんの写真を撮りたい、
そんな気持ちです。
不器用ですが、そうやって地道に歩くように目的地を、何かを見つけようと思います。


2013年8月22日木曜日

013-20130822


お知らせ。
本日より「PHOTO JAM」というタイトルの写真展示に参加させていただいています。
展示コンセプトに
「観る人の人生を変えるくらいの一枚に出逢ってほしい。」
とあり、ものすごいプレッシャーです^ ^;
とにかく自分のライフワークにキャプションを添えて、
それを踏まえて少しでも伝わればな、と写真を選び展示させていただきました。

周囲の皆様のパワーのある写真に圧倒されそうで戦々恐々です。
お暇のある方は是非、ご来場いただければ幸いです。
ちなみに僕は26日の10:00〜15:00に受付、ということで在廊しています。
よろしくお願いしますm(_ _ )m
----------------------------------------------------------------------
PHOTO JAM
8/22(木)-8/27(火)10:00-20:00 入場19:30迄
福岡アジア美術館交流ギャラリーB
>>http://faam.city.fukuoka.lg.jp/

2013年8月16日金曜日

012-20130816


ロケハンは家族のお出かけでもあります。
坊主がこんな風にご機嫌にポーズ写真を、というのは案外レアで、
今日の写真なのですが早速処理して思わずアップロード。

背景の葉の位置は実は随分高い位置なのですが、
少し低い位置から撮影できる場所なので上手く背景に添えることができています。
加えて手前の芝生が綺麗に前景としてボケる。
驚くようなすごい写真!ではないですが、素朴で良い、好きなタイプの写真です。

2013年8月13日火曜日

011-20130813


先週は鳥取は植田正治写真美術館を訪ね、帰って来てからはセミナーを受講して
そして土日は撮影させていただく、なんて充実な週を過ごしました。
raw現像を控えた写真が大量に溜まること溜まること。
しかしやはり1枚1枚、ちゃんと目を通して処理しないと逆にフラストレーションに
繋がるのでしっかり現像させていただきます。
そして良い写真が出来たときの嬉しさも格別なので。

本日の写真は週末に撮影させていただいた結婚式・披露宴の間のワンシーン。
新郎新婦に向けて、披露宴開始までの間にご友人の方々が企画して、
寄せ書きを作っていました。
自分も参加したいと思ったのか、
お子様もペンを握り一生懸命に何かを書き込んでいます。
新郎新婦が実際には目にすることのない、しかし素敵な時間が流れていたと感じる
裏の一コマ。
その場の大気のようなものを表現する、
ポーズ写真とは違うドキュメンタリーの醍醐味です。

2013年8月1日木曜日

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ほんの少しの通り雨、デパートでほんの少しの雨宿り。
光が射してきて、クリアで美しい光が降る。素晴らしきフォトタイム。
このような光は日常的にカメラを持ってないとなかなか出会えず、幸せな気持ち。


買ったばかりのサンダルに心躍らされるのか、すぐに履き替える相方。
個人的にディティール写真は中望遠を使う傾向があるのですが、
時には50mmでフレーミングしてみると周囲をどのようにに添えるか、
写真が冗長にならないかを考え収めるので、一味加わった物語性のある写真になる。
濡れた路面に、逆光気味の透き通った路面からの反射光。
どういった天候だったのか、撮影者の僕は何に心躍ったのか、一目瞭然です。

2013年7月22日月曜日

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福岡県飯塚市にある登録有形文化財の嘉穂劇場、そちらで行われている
「嘉穂劇場縁日deマルシェ」というイベントを覗いてきました。
次回は9月に同様のマルシェイベントを行う予定で、
そちらに参加できればと思い、ロケーションの下見を兼ねて。
劇場の正面には色とりどりの趣のある看板が掲げられていて華やかです。


イベントはブースを区切って、その中での販売やサービスを行うのですが
ブースに人目を遮る仕切りはなく、また劇場内のどの位置に設置されるかも分からない、
(宛てがわれた場所で背景が利用できるか、そして空間があるのか分からない)
となると腰を据えてライティングをしっかり施し撮影するスタイルは無理、ということで
その場その場でロケーションを見つけ撮影するライブスタイルを考えています。
多くのイベント参加者で賑わっていますが、流れの中でなんとか撮影ができそう。
劇場内は落ち着いた色合いと雰囲気を醸し、独特の臨場感を覚える景観で
ロケーションフォトならではの良さを強く覚えます。


劇場の二階席からの景観は圧巻です。
主催者の方にもライブスタイルの了承はいただいており、問題なし。
まだイベント参加は確定していませんが、今回は初の嘉穂劇場イベント参加、
ポートフォリオが全くない状態なので、拡充のために価格をかなり安く設定することで
お客様にご協力いただこうと考えています。
是非、ご興味のある方は参加いただければ幸いです^ ^

2013年7月19日金曜日

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ポートフォリオを作成しなおしたい、そう思い写真を整理していて見つけた写真。
去年の1月頃、いつの間にか気付けば坊主が僕の机の上に乗っている、
この頃はとにかく色んなものの上に立っていたような、そんな坊主がおかしくて
ファインダーのこちら側では僕たちが笑う、そんな思い出の一コマ。
朝早い時間、冬場の綺麗な朝日が柔らかく射し込んでいます。

技術的な側面で見ると遠・中・近、3つの要素を盛り込んだ僕の好きなパターンの写真。
真ん中に被写体の坊主を入れて、奥と手前、部屋干ししているパジャマですが...
そのように遠・中・近と含めることで自然に写真に奥行きを想像させてくれます。

だからと言って、ただそのように構成しただけでは面白くない、
それぞれにメタファー・物語を持たせることが大切です。
ここでは近景に当時の坊主のパジャマの一部ディティールを、
中にはもちろん坊主のこの時の姿・様子、そして遠景に我が家のディティールを。
近景・遠景はボケていて判然としませんが記憶を喚起する程度、これくらいが丁度良い。
あまりハッキリし過ぎていると逆に主題がボケてしまう。

過去の写真を見返していると、自分は何が好きで・何をコンセプトにしたいのか
再確認できる。埋もれていく自分自身を拾い上げる作業、大事ですね、うん。

2013年7月13日土曜日

007-20130713


北九州市は若松区のちょっとしたひまわり畑。
近年まで見ることのなかったひまわり畑が、いつの間にかあちらこちらに。
遠くまで見渡すことのできる丘のような場所があり、もしかしてと期待して赴くと
そちらはざっと見て全体の3・4割程度がひまわり畑になっていました。
もしもこの丘が一面ひまわりになれば、とても素敵な景観を見せてくれるでしょう。
期待はまた来年に持ち越しです。


相方も色々な角度から撮影を楽しんでいました^ ^

天候は晴れ、しかしこの日は雲が多く青空はあまり臨めない条件ですが、
むしろ合間から降る光がドラマチックで、印象的な写真になりました。

2013年7月12日金曜日

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昨年、撮影させていただいた七五三のお支度からお参りまでのドキュメンタリー写真、
その中から40枚ほど選び、再現像してスライドショーとしてまとめました。

YouTubeでスライドショーが作成できる、さらに数多くの音楽素材も提供されている、
ということを相方から聞いたのがつい最近のこと。
ライセンスフリーの音楽を見つけるのはなかなか面倒で、その点が魅力でした。


ドキュメンタリー写真には日常の細部が写ります。
僕がドキュメンタリースタイルを好きな理由です。
何気ないかしこまることのない普段通りの空気の流れ、
いつも通りの所作や笑顔にこそ、その時その時の気持ちや自然な表情が露出します。
記念の写真だからこそ、形をしっかり整えた分かりやすい写真だけでなく、
細かな、気持ちや思い出が写り込んだ写真も撮っていきたいと考えます。


この日はとても光の綺麗な一日で、
お支度の様子はそんな一日を分かりやすく伝える綺麗で柔らかい光の中でした。
しかし穏やかな空気は一転、外は非常に寒くお子様が泣いてしまうという事態に。

気持ち、表情、その日の天気や温度まで色々なものを思い出として残すことができた、
ドキュメンタリー写真のスライドショー、是非ご覧ください。


2013年7月8日月曜日

005-20130708


先日はとても不思議な天気でした。
快晴かと思いきや豪雨となってそしてまた晴れる、通り雨だったのかな?
と思えばまた豪雨、そんな手のひら返しのお天気を2・3回繰り返し、
晴れ空だけど雨が降る天気雨も訪れて、坊主を晴れなのか雨なのか困惑させながら
なんだかいつもとは違う、クリアで直線的な陽の光が射してきました。
これが梅雨明けの儀式みたいなものだったらなんだか面白いね、
なんて相方と話していたら、実際に梅雨明けみたいです。

濡れた路面、そこに印象的な強い光と影が混在していて、
思わず見惚れて一枚パシャり。


今年の梅雨の二人のポートレート。
「チーズ」の呼びかけにも慣れてきて、最近はよく写真を撮らせてくれる坊主です。
なかなか言わない表現だと思いますがこの二人、ふくらはぎがよく似てる気がします^ ^

2013年7月4日木曜日

004-20130704


先日、赴いた海にはPowerShot G1Xともう一つ、
完全に趣味のカメラですがLeicaM4を持っていってました。
このライカ、自分は写真で生きていくと決心して、
一生使える、そして早すぎる考えかもしれませんが死の傍らに置いておきたい、
信頼できる相棒となれるカメラとして購入したもの。
今から考えても高い買い物だ...
そしてやはり古いカメラ、ちょっと低速シャッターが正確に機能していません。
機会を見つけて、ちゃんと修理してあげないと。
そしてレンズも高価で、未だに自分の好きな焦点距離50mmのエルマー1本^ ^;
広角・中望遠・マクロと揃えて、しかもズミルックスでーーなんて夢想します。
まあ、ゆっくりやっていきましょう。

このレンズ1本のレビューですが、ライカの写りは驚愕としか言いようがありません。
非常に高価で確かにコストパフォーマンスは最高に悪いですが、
その値段に価値を見いだせるか、と問われれば十分に見い出せる。
柔らかく・優しい雰囲気を包括しているのにフォーカス部分はものすごくシャープ。
そして線は細いはずなのに、まったく攻撃的ではない。
このカメラ・レンズで日常の写真を撮り溜めている時、
本当に宝物1枚1枚を、大切に収めていっていると感じます。

コストパフォーマンス、カメラとしての性能などただ今の僕には
仕事として実用的ではない、そして見合っていないライカシステム。
しかし実力的にも年齢的にも見合うであろう40・50代に使ってみたいなんて考える。

今度は坊主ではなく相方写真。
修理して帰ってきたニコマートと一緒にパチり。
ライカの描写とは別にちょっと線の太くなってきた相方さん。
それをごまかすために足を曲げて・ヒップを上げて。
うん、ちょっと細く見えます!

2013年7月2日火曜日

003-20130702


目的の場所とは反対に歩いて、そして見つけた公園。
馴染みの子供らを避けつつ、滑り台を品定め。そんな顔。


公園を通過して、人気の少ない路地を歩いているとどうやら近くに神社がある模様。
そちらに向かっていると隣接している古い感じの公園を発見。
こちらは人気がなく、この場所を支配しているのはこの俺だ、と言わんばかりの坊主。
先ほどとは違い、なんだかとても勇ましい。

溜まった現像の中から見つけたちょっと前、春先のそんな写真。

2013年6月28日金曜日

002-20130628


今年の梅雨は6月も後半になってからようやくしっとりと梅雨めいてきました。
しかし6月前半は梅雨入りが宣言されてもそんな雰囲気すら見えない晴れ模様続き。
そんな休日の折に赴いた松林とセットになった割と近場の海景色より。
こういう雰囲気の写真を見ていると、勝手ながら植田正治を彷彿とする。
坊主も随分大きくなってきました。
そういえばつい最近までおんぶを強要されていたはずなのに、
いつの間にかなくなってしまっているような。
子供と大人とでは「最近」の感覚が当然だけど違うんかな。
と言っても、本当にここ1・2ヶ月で求められなくなった。
寂しくもあり、嬉しくもある。うーむ。親の心境。


しかしやることはやっぱりまだまだ8歳の少年。
海水着がなくてもパンツ一丁で海へと溶け込む。
日差しは強く暑い、水は透き通っていて冷たそう。
とても気持ち良さそうだけれど、大人はそう簡単にパンツ一丁なんてなれません。

2013年6月25日火曜日

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ただいま使用中のコンパクトデジタルカメラ。
Canon PowerShot G1X
常にカメラを持ち歩くようにしているので、
荷物をコンパクトにしたいという時のためにコンパクトタイプのカメラは必須。
そんなカメラを色々と物色することは、大きな一つの楽しみ。
発売時期は2012年の3月、決して新しいカメラとは言えませんが
最近になって購入した、ちょっと憧れていたカメラ。
“1”を冠するコンパクト、センサーサイズも大きく、ポテンシャルに多いに期待。
ひと月ほど使用してみた所感を簡単に箇条書きにしてみると、

○いいね!

  • EOSに迫る画質、トーン・立体感、作品として十分に満足できるレベル
  • ISO感度1600が問題なく使える
  • 無骨で堅実感のあるデザイン・素材
  • 優秀な手ぶれ補正機能、動画にかなり有効

×良くないね...

  • EOSに似た操作系統のはずなのに中途半端にPowerShotで使いにくい
  • 光学ファインダーが飾り
  • バリアングルモニターが思ったより使いにくい
  • 寄れない、マクロだとピントが合焦しない

僕自身の意見ですが上記のような感じです。
フルサイズセンサー、f/2.8以下を用いたとろけるようなボケは、
表現できません。小便利なズームレンズで構成されています。
しかしHPで売りにしている「最高画質」は、誇張ではなくその通りです。

とはいえ、間違いなく売れるようなカメラじゃないですね、この子。
知人友人がコンパクトカメラを物色しているとして、僕は絶対にお勧めしない。
操作性がとにかく悪い。
ゆっくり被写体を見据えて、三脚でしっかり撮るのならば良いですがコンセプトが違う。
操作系統はいくらか考えられているようですが、何故かそれらが全て
悪い方向に積み重なっているような気がします。使い難い。

恐らく後継機は出ないだろうな...
元のGシリーズで展開していくように思います。
もし後継が発売されるならば、思い切ってEOS Gとかにして欲しい。
あ、Mと被ってしまうか。
しかしEOSの親指ダイヤルを含めた操作でコンパクトが使えたら、と夢想します。


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新たにウェブログを再編。→以前のウェブログ
ラベル管理をしっかり行いたい、それならばいっそ新しく始め直そうということで。
FC2はタグの他にジャンル?テーマ?があってなんだか面倒だったこともあります。
Bloggerをチョイス、デザインはhtmlやcssコードにまで入り込みたくないこともあり、
シンプルで使いやすいこちらのテンプレートもなかなかグッド。
画像サイズの指定はできませんが、あまり気を使わずにやっていきたいので
まあいいかな、と。


本日の撮影風景。
食卓で思い立って撮影したので、いろいろなものが...コップやら醤油やら。
ボカしてしまえば、なんて安易な処理をしてしまっています。
ライトの前のVレフは手前に光が当たり過ぎないようにカットの役目をしています。
後ろのカメラに当たる光もありますが減衰の流れに任せていいかな、とそのまま。